生きづらさをポジティブに変える視点!朝ドラ『あんぱん』から見つけたこと

こんにちは、とこゆです。
今日は、朝ドラ『あんぱん』の感動シーンからの気づきがあった話を書きました!
よかったら読んでみてください
みなさんは多くの場合において、「自分は少数派だな?」と感じることと
「多数派だな」と思うこと、どちらが多いですか?
私は、自分を思い返すと圧倒的に「少数派」!
これはどうしても、人の中にいる場面で感じることが多かったからですね。
社会の中にいると特にそう感じることが多いので、「生きづらいな〜」と思ったりして。
いわゆる“社会不適合”寄りだという自己認識も持っています。
ここまで書くとちょっとネガティブに感じる内容かもしれませんが…笑
私は根っこはネガティブなのですが、ネガティブをそのままにせず
「どこかになにかないのか…!」
とポジティブに変換したり、新しい視点を見つけたいタイプでもあります。
朝ドラ『あんぱん』のある場面から、ふと思ったこと
そんな私が、以前から思っていることがあります。
それがちょうど、先週の朝ドラ『あんぱん』の出征を見送る感動シーンを見ている中で
「あ!これって!」
と、自分が少数派だからわかる気づきがありました。
少しお話してもいいでしょうか…!話しちゃいますね!
目次
- 朝ドラ『あんぱん』のある場面から、ふと思ったこと
- 朝ドラ・あんぱんについて
- <あらすじ>
- 登美子さんって、どんなお母さん?
- <周囲の人々から見た登美子さん、たかしから見た登美子さん>
- 「生きて帰ってきなさい!」の強さ
- 少数派の自分にとっての、前向きな気づき
- あなたは、どんな「譲れない気持ち」を持っていますか?
朝ドラ・あんぱんについて
<あらすじ>
連続テレビ小説『あんぱん』は、2025年春から放送されているNHKの朝ドラ。『アンパンマン』の生みの親・やなせたかしさんとその妻・小松暢さんをモデルにしたオリジナルストーリーです。
物語は戦前の高知県御免与町からスタート。激動の時代を背景に、幼なじみの暢(のぶ/今田美桜)と嵩(たかし/北村匠海)、この二人が出会い、やがて結婚し、「アンパンマン」を生み出すまでの物語が描かれています。
私が今回話をしたいのは第50話。
出征する嵩を見送るシーンで、母・登美子(松嶋菜々子)が放った「生きて帰ってきなさい!」の言葉が視聴者の胸を打ち、大きな反響を呼びました。
登美子さんって、どんなお母さん?
登美子は、一見「奔放」でいわゆる「毒親」として見られがちな母親として描かれています。幼い嵩にとっては辛い事が多く、視聴者としては、なんじゃこのお母さん!となりやすい…かな?と思います。
大きくなった嵩のいるところに返ってきた登美子さんは、村八分的な浮いている感もあったので、個人的には、「周囲にはなじまない」「自分の意志は曲げない」ところがある感じです。
調べたところ、演じた松嶋菜々子さんは
「発想が独特で、葛藤を抱えて生きる母」
「息子への愛情は確かにあるが、それを完璧に伝えることができない人」と語っています。
つまり、表面では理解しにくい行動も、「深い愛情」と「迷いのある人間らしさ」がその裏にあって、持っていないわけじゃないんだけど…という描き方をされてますね。
↓ソースはこちらです!(松嶋菜々子様…大好きです)

<周囲の人々から見た登美子さん、たかしから見た登美子さん>
たかし本人は母・登美子の影響を大きく受けているし、周囲が登美子へ怒ったりなじったりしても、たかしは母が好きなんだろうな…とも。愛してほしい反面「どうしてそんなふうにしか愛せなかったのか」という思いもあったのかな、などなど。
周囲の登場人物からは、登美子は「自分の思い込みで動きがちな危うさ」を持つ一方で、物語が進むにつれ、少しずつ本当は人一倍息子を思う母親への見られ方が顔を出し、印象が変化していきます。
そして第50話。
嵩の出征を見送る場面で、登美子が叫びます。
「嵩、絶対に帰ってきなさい!
逃げ回ってもいい、卑怯だと思われてもいい
何をしてもいいから、生きて帰ってきなさい!」
婦人会の人が激怒し、憲兵までがやってきても、登美子は言い続けました。
これは当時は「絶対に言ってはいけない言葉」。
でも、この作中では登美子だけが言えた言葉。
「生きて帰ってきなさい!」の強さ
これまでドラマで見せていた登美子の母親像にはいろいろ思うところがありますが、これまで積み上げてきたすべては、このシーンまでに築き上げてきたもののように感じられ「力を貯めて放つ」かのように感じられる、大変感動的な場面でした!
みんな本当は大切な人に「生きて帰ってきてほしい」と、心の中で思っていても、思ってもいけないというこの時代。
そして圧力を感じる中で、子を想う母として…言える登美子の強さは、今まで見せていた登美子との差があるほどに、いろいろ想像してしまい、涙ぼろっぼろ…。この登美子の姿に、多くの視聴者もきっと心を打たれたのではないでしょうか。本当に良いシーンでした…。
(製作さん…登美子のキャラクターの輝かし方!うまいよ~~!)
少数派の自分にとっての、前向きな気づき
『あんぱん』のこのシーンを見て改めて思ったのは、仮に「社会不適合」「異端者」「変わり者」として見られがちな事をポジティブに見ると
「同調圧力に流されない意志を持っている」
とも言えるんじゃないか、と思いました。
ただ難しいのが、日本の同調圧力が“治安の良さ”や“協調性”を生む側面もあって、そっちもポジティブに見れば良いところでもあると思うので、一概に否定もしにくいのですよね。
でもそれが「自分らしさ」や「信念」を押し殺すことに繋がるなら、それは少し寂しい気がします。
私自身も、社会の中で「生きづらさ」を感じることが多かったです。
「なんで同じようにできないんだ~?」「でも、やなものは嫌~」と、周囲の人と自分の気持ちが同じではない事が多く、反発の気持ちもあったりする一方、同調&多数派の前では、悪目立ちしたくないタイプでもあったので、どちらかというとその中にまぎれることを優先し、余計に辛く感じやすかったですね。
そんな中でも、登美子さんのように「ここだけは譲れない」という場面で強さを持てたら素敵だな、と思いました。
自分を振り返ってみても、確かに在るのですよね
譲れない気持ちというものは…!
それは「意志を持った人」である証でもあるんじゃないのかな?少数派ということは、誰かに流されず、自分で考え、選んでいるということでもあるのかもというのが、ここでの私の前向きな気づきでした。
あなたは、どんな「譲れない気持ち」を持っていますか?
この記事を読んでくださっている方の中にも、もしかしたら少数派で生きづらさを抱えている方がいるかもしれません。
でも、視点を変えると、自分だけにしかないとってもいいものを持っているかもしれないですよね。そして、それは「譲れない気持ち」のそばにヒントがあるかも?
あなたにとっての、譲れない気持ちとは何でしょう?
それはどうして?なんのために譲れないのか?
これからも大切にするために、できることはありますか?
などなど深堀していくと、新しい気づきがあるかもです
私の視点だと前向きさのヒントを感じたそんなお話でした~
それでは~また!👓